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ハスクバーナ345オイルポンプ修理
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ハスクバーナ345チェンソーのオイルポンプは調整がきくタイプではありません。
そして、オイルホースが無くオイルタンク内に固定されたオイルフィルターからオイルが供給されるようになっています。
ですからオイルの量が少なくなると、チェンソーの傾きによってはオイルが途切れることがありますので注意が必要です。
チェンソーのシリンダカバーに燃料を入れる際にはチェンオイルも満タンにするよう注意書きがされているますので、注意書きに従うよう心がけると問題はないと思います。
ハスクバーナ345は、ポンプピストンのギアが壊れることが多いです。 ハスクバーナ345は、ポンプピストンのギアが壊れることが多いです。
写真青い矢印、ギアの山が無くなっているとこらがあります。
ウォームギアはネジ山の部分に金属のスプリングが巻き付けてあり、壊れにくくなっています。(写真を取り忘れてお見せすることが出来ませんが)
ポンプピストン拡大したところですが、下が新品です。 ポンプピストン拡大したところですが、下が新品です。
青い矢印所々破損しているところが分かるでしょうか。
こうなるとオイルが全く出なくなるか、出が悪くなります。
ハスクバーナ339XPなどはポンプピストンが金属製でウォームギアにスプリングが付いて無く壊れやすいです。
一番上の写真の赤い矢印のピンは、右の写真の赤い矢印のところに差し込みます。 一番上の写真の赤い矢印のピンは、右の写真の赤い矢印のところに差し込みます。
シーリングの穴とポンプシリンダーの穴が合わさるように取り付けます。 黒いゴムのシーリングに二カ所の穴と(赤と青の矢印)、ポンプシリンダーにも二カ所の穴があります。
青い矢印の裏側にも同じような穴があいている。

シーリングの穴とポンプシリンダーの穴が合わさるように取り付けます。
先にシーリングを取り付け 先にシーリングを取り付け
それからポンプピストンとポンプシリンダーを合わせた物を取り付けます。 それからポンプピストンとポンプシリンダーを合わせた物を取り付けます。
そして、ポンプピストンがぐらつかないようピンを差し込みます。
これで取り付けは完了です。
シーリング、プレート、ガイドバーの間にゴミが詰まり隙間が出来るとガイドバーにうまくオイルが乗らずソーチェンとの潤滑がうまくいきません 修理の注意点としましては、とにかくきれいに汚れ等を落とすことです。
青い矢印のような茶色いこびりついた汚れも落としましょう。
シーリング、プレート、ガイドバーの間にゴミが詰まり隙間が出来るとガイドバーにうまくオイルが乗らずソーチェンとの潤滑がうまくいきません。
ひどいときは全くガイドバーにオイルが乗らず、オイルが全部下に垂れ流しになることがあります。
このプレートとガイドバーの間にゴミを挟み込む方が多くいます。 これがプレートです。青い矢印部分からオイルが出ます。
このプレートとガイドバーの間にゴミを挟み込む方が多くいます。
オイルが乗りにくくなるのでソーチェン取り付け時などは汚れをよく落とすようにしましょう。
きれいにすることを心がけると、ガイドバーソーチェンのもちが全然変わってきます。

このプレートは薄い金属で出来ているので変形しやすく、プレートの変形が原因でガイドバーにオイルが乗らないことも良くあります。
ポンプシステムは350 ハスクバーナ345のオイルポンプを調整できるタイプの物に交換することが出来ます。
上のポンプシステムは350というチェンソーの物で日本には輸入されていません。

中が345のポンプシステム
写真は346XPのポンプシステムです。 右の写真は346XPのポンプシステムです。

上の350とポンプシステムは同じ物です。
シーリングの形が違うだけです。

346XPの調整付オイルポンプシステムが345に取り付けることが出来ます。
長めのガイドバーを使用するときなどはオイルを多めに出した方がいいので、その場合などはいいかもしれません。
オイルの供給がタンク内で違います しかし、最初に書きましたが、右の写真のように青い矢印のオイルフィルターがオイルタンク内で固定されています。
オイルの供給がタンク内で違いますので、オイルを多めに出すとオイル切れを起こしやすくなると思いますので十分注意が必要でしょう。

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