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☆点検するときのポイント
エンジンの仕組み
2ストロークエンジンは4ストロークエンジンに比べて簡単な構造です。
エンジンの調子が悪いと感じたり、エンジンが掛からないときは次の4項目を念頭に点検してください。


1.燃料
2.吸気
3.点火
4.排気

0 症状 対策
1燃料 フューエルタンクに混合ガソリンが入っていない。 混合ガソリンを給油する。
(混合ガソリン注意点)
フューエルフィルターが汚れている。 フューエルフィルター新品に交換する。
フューエルホースが劣化して切れている。 部品の交換になるので販売店などに修理に出す。
2吸気 エアクリーナーが汚れている。 エアクリーナーを洗浄する。(やり方)
エアクリーナーを新品に交換する。
エアクリーナーが破損している。 エアクリーナー新品に交換する。
破損したまま使用しないこと。
3点火 スイッチがONになっていない。 スイッチをONにする。
スパークプラグが汚れている。
火花がでていない。
スパークプラグ新品に交換する。
(プラグ注意点)
燃料の吸い込みすぎでスパークプラグがかぶっている。 スパークプラグ洗浄する。
シリンダー内の燃料を排出する。
(混合ガソリンに引火しないように注意)
スパークプラグから火花が出ているが、プラグが乾いている。 燃料がシリンダー内に送られていない。
1燃料の項目で問題がなかったのならばキャブレターに問題があるかもしれない。
キャブレターの分解は修理に出したほうが良いでしょう。
4排気 マフラーが詰まっている。
排気ポートまでススやカーボンが詰まっている可能性があるので販売店に修理に出す。(注意点)


以上のことは比較的簡単に点検できますので、修理に出す前に一度点検することをおすすめします。
またフューエルフィルター、エアクリーナー、スパークプラグは予備を持っていた方がよいでしょう。
これらを交換するだけでエンジンが掛かることはよくあります。


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