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フォレスト・デモ 2006 V
2006/11/9
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前回受け口の角度やツルの事、追い口の切り方などを紹介しましたが、今回は受け口の深さについて説明したいと思います。
下記の説明では木の形を少し極端にしていますが。
また、状況によっては異なる方法をとった方がよい場合もありますのでご了承ください。
日本の場合受け口の深さはの直径の1/4以上というようになっています。

北欧方式では木の直径に対して深さがどれくらいという考え方ではないようです。

受け口の深さを決定する要因はツルの長さによるそうです。

ツルの長さが木の直径の80%以上になるようにすることが重要だそうです。
たとえば、左のようなおむすび型の木を赤い矢印の方向へ倒したいとします。

その場合受け口はグレーの部分に取りますが、ツルの長さを直径の80%にするにはこれくらいの深さの受け口となるのです。

この場合は受け口の縦切りも角度を大きく取りにくいし、切り口を合わせるのも難しいでしょうから注意が必要です。

フェリングレバーを使用する際もツルに近くなるのでフェリングレバーの効きが悪くなるでしょう。
伐倒方向を青い矢印の方向にする場合は少ない受け口で十分にツルの長さがとれます。

このとき受け口の縦切りも角度が大きくとれるので切り口を合わせるのも簡単になると思います。

フェリングレバーもツルから離れるので効きは良くなるでしょう。
前回も書きましたが、やはり伐倒はツルがすごく重要な役割を果たすので、受け口の深さもツルの取り方に左右されることになります。


フォレストデモの伐倒方法についてのご質問にはお答えできませんのでご了承ください。

当店は機械販売修理は専門ですが、伐採、伐木等は素人なのでご理解ください。
  

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